ある日の中年

大阪府在住の中年男性の公開記録です。飲食、音楽、書籍と繁華街、ファストファッションあたり書きます。

酒税が改正されると思い出すこと。

10月1日から、酒税が改正されました。

 

以下に表示する金額は全て350ミリ換算です。

 

ビールは70円だったのが、63.35円と値下がり。

 

発泡酒は変わらずで46.99円。

 

第三のビールは37.8円から46.99円と値上がりです。

 

 

前回は令和2年の10月に改正されました。

 

その時は、ビールは77円から70円へ。発泡酒は変わらず、第三のビールが、28円から37.8円。

 

次回の改正の2026年10月には54.25円で統一されます。

 

 

当時スーパーで働いていた私は、店長から大量に第三のビール仕入れるように指示されました。

 

駆け込み需要に対応するためです。

 

私はいつもより5割り増しぐらいで在庫持ってればいいと思っていたのです。

 

しかし、店長の指示により、在庫の何倍もの発注をかけられ、レジ近くで平積みで展開することに。

 

そんなに売れるはずないのにと思っていました。

 

あまり、駆け込み需要は発生しないだろうと。

 

なぜ売れないと思ったかというと、近所にある複数の競合店の方が安いこと。

 

私の働いていたスーパーはお酒の販売スペースが狭く、種類も豊富に置けないことから、お酒好きな方からは物足りなく思われてるのではと推測していました。

 

ニュースを見ていても、周りの人に聞いても、とても駆け込み需要が起こる機運ではないと判断。

 

結果は私の思った通り、改正日前になってもほとんど売れませんでした。

 

なので、改正日後になっても在庫をさばけない日々が続きました。

 

その後は、他の店に回してもらうことになり、引き取られましたが、嫌だったのは、私の読み間違いで大量に入れ過ぎたという認識になっていること。

 

店長の指示で大量に仕入れたのに、担当者の私の責任になる。

 

こうなると社内での評価が下がり、昇給が悪くなります。

 

もう退職したので単なる話のネタでしかないけど、当時はやりきれない気持ちでした。

 

仕事していると、理不尽なこと、ありますよね。

 

画像はイメージです。