ある日の中年

大阪府在住の中年男性の公開記録です。飲食、音楽、書籍と繁華街、ファストファッションあたり書きます。

これがブラックへの道。

私のような就職氷河期の人の中には、うまく仕事に就かないとエライことになる場合があります。

 

多くの人は最初に勤めた会社にずっといるのかな。

 

私の周りだと、ずっと郵便局で働いてる人。

 

若いうちに同業他社に転職、そのまま今まで働いてる人。

 

ずっと非正規で働いてる人。

 

人のツテがうまくいって、それなりにいい会社で働いてる人。

 

事務職を20年以上続けている人。

 

様々です。

 

 

私の場合はというと。

 

最初に勤めた印刷会社をリストラされてからはもう下り坂を急降下。

 

当時40歳の私を雇ってくれるところはもう限られていました。

 

もちろん経験を生かしてと思い、他の印刷会社に応募したが、DTPオペレータの仕事は30代前半までの仕事という感じで、何度か年齢ではじかれました。

 

それでも入社できたところはあったのですが、とてもついていけませんでした。

 

まず、印刷会社で使われるスキャナーや出力機などは全く知らないもので一から勉強しないといけない。

 

物覚えが悪いなりに少しずつ覚えてきたが、会社は経験者である私を採用したのだからと、即戦力としては物足りないようで、かなりいびられました。

 

それに加え、営業の方で私にキツクあたる人がいて、毎日胃が痛い日々でした。

 

その方は上司や同僚にはフレンドリーに楽しく会話するのに、目下には厳しく当たり、いつも誰かに当たり散らしてる。

 

結局、1ヵ月たたないうちに退職しました。

 

そうなると、元印刷会社勤務の40代に男性は行くところがない。

 

いまさら他業種にも若くはない。

 

なにか他の選択があっただろうが思い浮かばない。

 

言い訳になるかもしれないが、当時はメンタルが不安定で、心療内科で「パニック障害及び軽度のうつ」との診断でした。

 

私がリストラされるなんて夢にも思わなかったので、相当ショックでした。

 

同業他社の友人がいたので話を聞いてもらったりしました。

 

どうすればよかったのか。

 

いまだにわかりません。

 

どうなるのかわからない。

 

この当たり前のことを楽しめたらいいのにな。

 

カラーチャート(色見本帳)。印刷会社の必須アイテム。